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新卒の看護師は個人病院へ就職可能?【不可能に近い理由2選】

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新卒の看護師は個人病院へ就職可能?【不可能に近い理由2選】

 

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大学病院や総合病院は病床数が多くて大変そう。

少しでも病床数が少ないところにいきたい。楽に働きたい。

個人病院って、病床数も少ないし楽そうだけど新卒でもいける?

 

とにかく楽にいきたい看護師おこめと申します。

看護師歴7年目。血液内科→循環器(ブラック総合病院3ヶ月で脱走)→ICU→外来

の経験があり、循環器では個人病院(病床20床)で働いていました。

 

新卒で個人病院は難しい

 

新卒では大半が大学病院や総合病院に就職する流れですが、実習で辛い思いをしたり、

そんなに張り切って勉強したくないという新卒看護師さんもいるかもしれません。

そこで、個人病院は病床数も少なくゆっくりできるかも?と考えることもありますよね。

 

結論から言うと、

新卒の看護師は個人病院への就職は限りなく不可能に近く、またおすすめしません。

 

不可能な理由は2つ

①即戦力を求めているため

②教育制度がない

 

順番に解説します。

 

個人病院=規模が小さく即戦力が欲しい

 

個人病院は総合病院などに比べ看護師の人数が少ない状態で業務を回しています

そのため、採用条件にも臨床経験を求めることがほとんど。

入職して、数日は病院の概要などのオリエンテーションはあるものの、一週間経った頃には患者の受け持ちや記録を開始します。

 

実習で学んだとはいえ、実際に患者を受け持ち優先順位を考えながら、看護をするのは経験でしか身につきません

先輩看護師がフォローしてくれる体制の中で学んだ方が安心できますし、早く身につきます。

 

大きな病院がいやでしょうがない!という方は、最低1年は頑張ってほしいです。

わたしの勤めていた個人病院では、臨床経験1年で採用され働く方もいましたので、大規模な病院で1年頑張れば希望があります。

その際は病院をやめてから転職活動するのではなく、転職活動してから辞めるようにしましょう

 

教育制度がない=全て自分で勉強する

 

即戦力が欲しいというのにもかぶるかもしれませんが、個人病院では教育制度がありません

臨床経験があることが前提での入職なため、やったことがない技術は説明してくれるものの、

患者の観察ポイントや時間管理はすべて自分で行います。

 

新卒の半数が就職する大学病院や総合病院は、看護師の人数が数百人といます。

そのぶん、研修制度も整っており、新卒で習得しておきたい技術を業務内で行える体制ができています。

 

・清潔ケア

・点滴管理

・採血

・体位交換

・看護倫理

・輸液ポンプの取り扱い

・アセスメント能力 など

 

上記のことはできて当然、というスタンスです。

 

やったことがない内容でも、突然「やってみて!」と半ば無理やりやらされることもあります。

例えば、わたしは血液内科から循環器内科へ異動した際、心嚢ドレーンについて勉強はしたものの実際は知らない状態でした。

しかし受け持ちは知っている・知らないにかかわらず心嚢ドレーンの患者はついています。

今まで経験したこと・アセスメント能力・勉強した内容・ほうれんそうができる

という経験を加味して、受け持ちがついているのです。

新卒でこれは少し荷が重いとおもいます(わたしもびびりながらのりこえました)

 

そのため、ある程度教育制度が整っている病院ではじめは頑張る必要があります。

 

新卒看護師に個人病院はおすすめしません

 

個人病院は

・教育制度がなく自分の経験のもとで働く必要がある

・即戦力が求められるためすぐに動けないと使い物にならない

 

個人病院は病床数が少ない分、看護師の配置も少ないため自然と教育制度が整えられず即戦力が欲しい状態になります。

 

新卒看護師は、まず教育制度が整っている病院で経験をつむ必要があります。

間違いなく辛いです。

しかし、ここで踏ん張れば最終的に個人病院やクリニックで働くことが出来ます。

 

新卒看護師さんはまずは一年頑張って、経験を積んでからの転職を考えましょう。

 

 

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