こんな方におすすめ
- 血液内科ならではで、取りやすい資格を知りたい
- 血液内科で活かせる専門的な資格を知りたい
血液内科だからこそ活かせる資格
現役看護師のいとうと申します。
血液内科で勤務をしていますが、血液内科で働いていると
「この資格はいいな!」「この資格活かせるな」と思ったものがありました。
結論からいうと
・血液内科で勤務していると取得に有利な資格は臨床輸血看護師
・高みを目指すならば認定看護師(がん性疼痛、がん化学療法)
順番に解説します。
血液内科で勤務していると取得に有利な資格は臨床輸血看護師
まず前提として、血液内科で勤務するにあたっては、看護師免許のみでOK。
経験も、新卒から中途までどんな経験も関係なく配属できます。
血液内科ではおもに、
・化学療法
・移植
・輸血
をメインに従事します。
ほぼ毎日かかわるといっても過言ではないですね。
そのなかで、血液内科ならではだと思うのは臨床輸血看護師。
臨床輸血看護師は聞きなれない資格かもしれません。
臨床輸血看護師とは日本輸血・細胞治療学会が提供する学会認定の資格です。
本制度は、輸血に関する正しい知識と的確な輸血看護により、輸血の安全性の向上に寄与することのできる看護師の育成を目的としています。
参考:学会認定・臨床輸血看護師
試験を受けた同僚曰く、
輸血は特に、ほぼ毎日投与する機会がありますので
試験内容も「あ!これ病棟でやっているやつだ!」(進研〇ミ風)
となるようです。
他科の先輩が、臨床輸血看護師の勉強をした際は普段から輸血を取り扱っていないこともあり
かなり苦戦したようです。
その同僚は無事臨床輸血看護師の取得をしていましたので、
院内全体のリテラシー向上のため院長らと委員会を作りがんばっています。
高みを目指すならば認定看護師(がん性疼痛、がん化学療法)
こちらはどの科の看護師でも勉強したり学校へ入学したら
取得できるものにはなりますが、
上記二つの資格は血液内科でとても活かせる資格です。
日々抗がん剤を投与する患者さんは
抗がん剤による副作用に苦しみ、ストレスに苦しんでいます。
それを解決するために、認定看護師として
専門的な知識を持って接することで
患者さんを救い、かつ関わり方に迷う同僚を救うこともできます。
ちなみに認定看護師ではないですが、専門看護師である家族看護の資格をもつ
先輩がいますが、とても頼りになります。
血液内科では精神的なフォローが必要になる中、患者を支える家族にも
看護の範囲が広がります。
そのため、専門的な知識をもった方の助言はとてもありがたいです。
まとめ
前提として
血液内科は看護師資格のみで可
血液内科で働いていれば臨床輸血看護師は取りやすい
専門的な知識なら専門・認定看護師で自己研鑽もできる
どの科でも勉強したら資格は取得できますが、
臨床輸血看護師などは血液内科ならではの資格だと思います。
ぜひチャレンジしてみてください!